高度成長期に建てられた集合住宅によく見られる箱型の階段室。このような建物にはエレベーターがなく、時を経て高齢化した住民の足かせとなっています。また、共用廊下もなく避難経路の観点からも大変危険です。
これまで、階段室の外側にエレベーター塔を設置する取り付け工事の例がありました。しかし、これだとエレベーターの乗り降りが踊り場のため、"半階分"の上り下りが必要です。そこで考案されたのがこの「 完全バリアフリー TYPE」です。
■完全バリアフリータイプの特徴
エレベーターからお部屋までの導線に段差がなく、車いすでの移動も可能。
エレベーターの設置が階段室ごとではなく、必要台数のみでOK。
共用廊下の設置で非難経路が2方向にとれ、安全性が向上。